『Enoshima Project』、『TOKYO HOUSE PROJECT』、『小出の家/越後妻有アートトリエンナーレ2006』、『落石計画』などに続いて、使用されなくなった建築物をセルフビルドで再生させながら、そのプロセスを様々なスタイルで作品化するプロジェクトの第4弾。かつては造園会社の作業場兼倉庫として使用されていた多摩湖畔の建物を、作家自らがスタジオとして使うために、リノベーション工事を約2年間にわたって継続している。その施工作業を通して体感したイメージやエピソード、実際の施工図面、スケッチ等をもとに展開・制作したモノタイプ(版画)の連作約20点を展示予定。